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歌詞和訳 David Bowie – Be My Wife コード

1970s

1977年発表の第11作アルバム Low 所収。

Be My Wife

(David Bowie)

G7

Am G F
Sometimes you get so lonely
Sometimes you get nowhere
I’ve lived all over the world
I’ve left every place

時にさみしくなったり
どうにもならなくなったりする君
世界の至る所で暮らしては
そこを去って来た僕

Dm C
Please be mine
Share my life
Stay with me
Dm C/E F G
Be my wife

僕のものになって下さい
人生を共にすべく
そばにいて下さい
僕の妻になって下さい

Sometimes you get so lonely
Sometimes you get nowhere
I’ve lived all over the world
I’ve left every place

時にさみしくなったり
どうにもならなくなったりする君
世界の至る所で暮らしては
そこを去って来た僕

Please be mine
Share my life
Stay with me
Be my wife

僕のものになって下さい
人生を共にすべく
そばにいて下さい
僕の妻になって下さい

Am G F
Sometimes you get so lonely

ふとさみしくなる君


David Bowie (1947-2016)の公式サイトから詞を引っ張って来る迄、主語は全部 I だと思っていたので勝手に面食らう。
おまけに、
I’ve left の所は前行と同じく
I’ve lived every place と歌っているものとばかり…
知ってると思ってる事なんて危ういモンだ(言い訳)。
て事は思わぬトコに新たな発見が待ってる!(前向き)

主に当時の先端電子音で構成されるアルバム収録曲の中にあって際立つ、昔気質とも言える音色、そして詞。
疎遠になりつつあった当時の妻アンジーを婚姻関係に引き止めんが為の窮余の、歌の体裁を取った彼女への切実な伝言、という憶測もあったそうな。真偽は知り得ぬが、そも本作は固定的な解釈を許す歌でもなさそう。ただ愛の告白の文句が直截で殊勝だからこんな風に勘繰られもしたのだろう。コード進行も何だか愚直でしおらしい。

そんな、作者側の背景とは無関係に本作から感じるのは、憂鬱。
でも不思議とその気だるい空気から直ちに抜け出したいなどとは思わない。

あ、Nirvana の歌の一節を思い出した…
the comfort in being sad 悲しい時の心地良さ

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