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歌詞和訳 David Bowie – Modern Love コード

1980s

1983年発表の第15作アルバム Let’s Dance の開始曲。英2位、米14位を記録したヒットシングル。

Modern Love

(David Bowie)

D/E Em I know when to go out
D/C C And when to stay in
Dsus4 Get things done
D/E Em
いつ出て行くべきか
引っ込んでいるべきか
事を成すべきかなんて分かってる


C
I catch a paper boy
C G
But things don’t really change
G Am
I’m standing in the wind
Am E7
But I never wave bye-bye
F C G
But I try, I try
Em7 Em
新聞配達の少年を呼び止める
でも物事が変わるわけじゃなし
風に吹かれて立ち尽くす
でも決してバイバイと手を振ったりはしない
それでもやってみるんだ


There’s no sign of life
It’s just the power to charm
I’m lying in the rain
But I never wave bye-bye
But I try, I try
生きてる証しなんか無い
人を魅了する力があるだけ
雨の中に倒れている
でも決してバイバイと手を振ったりはしない
それでもやってみるさ


Never gonna fall for
C
Modern love – walks beside me
D
Modern love – walks on by
Em F
Modern love – gets me to the church on time
Church on time – terrifies me
Church on time – makes me party
Church on time – puts my trust in God and man
God and man – no confessions
God and man – no religion
God and man – don’t believe in modern love
もうモダンラブに入れ込んだりはしない
モダンラブ、寄り添い歩いては
モダンラブ、通り過ぎる
モダンラブ、きっちり教会へ連れ行く
教会、恐がらせては
教会、楽しませる
教会、神と人との関係を信じさせる
神と人、罪の告白など無く
神と人、宗教も無い
神と人、モダンラブなど信じない


(interlude in C G Am E7 F C G Em7 Em)


It’s not really worth
It’s just the power to charm
Still standing in the wind
But I never wave bye bye
But I try, I try
それほど価値は無い
ただ人を魅了する
今だ風に吹かれて立ち尽くしたまま
でも決してバイバイと手を振ったりはしない
それでもやってみるさ


Never gonna fall for
Modern love – walks beside me
Modern love – walks on by
Modern love – gets me to the church on time
Church on time – terrifies me
Church on time – makes me party
Church on time – puts my trust in God and man
God and man – no confessions
God and man – no religion
God and man – don’t believe in modern love
もうモダンラブに入れ込んだりはしない
モダンラブ、寄り添い歩いては
モダンラブ、通り過ぎる
モダンラブ、きっちり教会へ連れ行く
教会、恐がらせては
教会、楽しませる
教会、神と人との関係を信じさせる
神と人、罪の告白など無く
神と人、宗教も無い
神と人、モダンラブなど信じない


C D
Modern love, Modern love
Em F
Modern love, Modern love (x3)
モダンラブ、モダンラブ
モダンラブ、モダンラブ


C D
Modern love, walks beside me – Modern love
Em F
Modern love, walks on by – Modern love
モダンラブは寄り添い歩いたかと思うと
通り過ぎて行く


多分筆者が初めて聞いたボウイの曲。
プロデューサーでもあるナイルロジャーズの効果的印象的なギターで幕開け。当時はそんな人の事など全く知らぬ。どころか、これがギターの音とも思わなかった。
ブリキのバケツ一杯の水を誤ってひっくり返した時、これと似た音がしたのを記憶している(余談)。
ロジャーズのバンドメイト、トニートンプソンの刻むビートは正確なのに機械的な感じが全く無い。小節ごとに少しだけパターンを変えているのと、スネアの張り具合が絶妙なせいか。

冒頭の宣誓の様な語り。続いて、力のこもった決然たる歌唱。終始一人称の独白。
軽快な演奏との対比で際立つ歌唱の切迫感からしても、本作がただのダンス曲ではなかろうとは当初から感じいてたが、何の歌なのかはいまいち分からず終い…

don’t believe in modern love モダンラブなど信じない
はっきり聞き取れて意味も分かっていたのはこの一行くらいのもの。
成る程、表題のモダンラブには否定的なのか。
だけど、じゃあ、その「現代的な愛」って?

結論から言うと、現代社会の風雨の中で(in the wind[rain])生きる上での特定の規範の様なもの、という解釈に行き着いた。
それは既存の宗教でもよければ特定の(恋)人でも鰯の頭でもいい。
信心は walks beside me する間は心の平穏を約束するものだけど、walks on by してしまえば喪失感を味わう事もある。
だから Never gonna fall for Modern love もう入れ込んだりはしない

But I never wave byebye
But I try, I try
この押韻された2行の対句を、似た内容を表すものと見なせば、wave bye-bye が意味するのは、諦めや、もっと言えばこの世を去る事か。

gets me to the church on time のラインは恐らく My Fair Lady の劇中歌 Get Me To The Church On Time からの借用。

形而上の信仰心の具体的な象徴として教会を持ち出したのだろう。

それにしても、ビデオの終盤、ファンが渡した花束をすぐ別の客に向かって投げ渡すなんて…
わざわざスローモーにしてるけど、あれってカッコいい行為なのか?
きっと花束を持参した彼女は、
「なんでそっちに!アタシゃアンタにあげたんだよ!」
って思った事でしょう。

Live Aid 1985

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