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歌詞和訳 Chuck Berry – Johnny B. Goode コード

1950s

1958年発表。米8位を記録したヒットシングル。

Johnny B. Goode

(Chuck Berry)

A
Deep down in Louisiana close to New Orleans
Way back up in the woods among the evergreens
D
There stood a log cabin made of earth and wood
A
Where lived a country boy named Johnny B. Goode
E
Who never ever learned to read or write so well
A
But he could play a guitar just like a-ringing a bell
遠く南のルイジアナ、ニューオーリンズに近い
緑の森の奥深くに
土と丸太で出来た小屋が建っていて
ジョニーBグッドという名の田舎の少年が住んでいた
読み書きもまともに習ってなかったけど
ギターなら鈴を鳴らす様に弾けたんだ

A
Go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go E D
Johnny B. Goode A
行け行け
ゴー ジョニー ゴーゴー
ジョニーBグッド

He used to carry his guitar in a gunny sack
Or sit beneath the tree by the railroad track
Oh, an engineer would see him sitting in the shade
Strumming with the rhythm that the drivers made
People passing by they would stop and say
Oh my but that little country boy could play
ズタ袋にギターを入れて持ち歩いたり
線路わきの木の下に座ったりしていた
機関士は木陰に彼をよく見たものだった
車輪のリズムに合わせてギターを鳴らすと
通りがかかりの人達も立ち止まっては
あの子 なんてうまいんだ と口々に言ってたよ

Go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Johnny B. Goode
行け行け
ゴー ジョニー ゴーゴー
ジョニーBグッド

His mother told him “Someday you will be a man
And you will be the leader of a big old band
Many people coming from miles around
To hear you play your music till the sun go down
Maybe someday your name will be in light
Saying ‘Johnny B. Goode Tonight'”
お袋さんは言った「いつかきっとお前も立派に
なって人気バンドのリーダーになるよ
大勢の人が日が沈むまでお前の演奏を
聞きに遠くからでもやって来て
そのうちお前の名前が看板に書かれて
「今夜、ジョニーBグッド公演」なんて
照らし出される日が来るかもね」

Go, go
Go Johnny go
Go go go, Johnny go
Oh go go, Johnny go
Oh go go, Johnny go
Go, Johnny B. Goode
行け行け
ゴー ジョニー ゴー
行け、ジョニーBグッド


この生歌の歌心と粋な演奏にヤラれちゃったので、上掲のスタジオ版の歌詞とは少し構成が異なるが、この動画を採用。

チャックベリー(1926-)本人によると本作は一部自伝的との由。
元は colored boy(有色、即ち黒人)という詞だったのを country boy に差し替えたのは、ラジオのオンエアに配慮した結果。
彼をバンドに雇ったピアニストのバンマス Johnnie Johnson(1924-2005)に思いを馳せて書いていたが、徐々に自身の歌になっていった。つまりB.は Berry の事。
加入したバンドの活動拠点はルイジアナでなく、ミズーリ州セントルイス。
そしてベリーの生家もその市中の Goode Avenue という通りにある。
以上の事から主人公には Johnny B. Goode という名前が付けられたが、Johnny, be good.(ジョニー、いい子にしなさい)のシャレでもある。

ベースを弾くのは、ドアーズや Zep の他、多くのブルーズ/ロックバンドがその作品をカバーした Willie Dixon(1915-1992)。

drivers = 駆動輪
列車の車輪と線路のガタンゴトンに合わせてギターを弾いたという事。

Saying ‘Johnny B. Goode Tonight’
クラブの看板に今夜の出演者として名前がデカデカと書かれている様。

我が子の立身を後押ししながら見守る母親。
これもベリーの実母を投影しているのだろうか。

詞の韻律も完璧な、天晴れなロケンロール!
Go ! Go !


レノンが Go を1回多く歌うもんだからそれに合わせてやってる。


息子レノン。


これがリフの元ネタ、1946年の曲。


本作を日本に広く知らしめたのはキャロル。当時は彼らのオリジナルだと思われたそうな。ジョニーが Johnny を歌い、永ちゃんがハモる。

詞の舞台を俯瞰

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