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歌詞和訳 The Beatles – Strawberry Fields Forever

1960s

1967年発表、英2位、米8位のヒットシングル。Magical Mystery Tour 所収。
レノン作品。

Strawberry Fields Forever

(Lennon/McCartney)


Let me take you down
‘Cause I’m going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever
一緒に行こうよ
ストロベリーフィールズに行くところなんだ
リアルなものなんて無いけど
心配する程の事だって無い
ストロベリーフィールズは永遠に


Living is easy with eyes closed
Misunderstanding all you see
It’s getting hard to be someone
But it all works out
It doesn’t matter much to me
目を閉じてれば生きる事なんて簡単
見えるものは全て勘違い
立派な人になるのは難しくなってるけど
それなら万事うまくいく
僕にとっては大した事じゃないけどね


Let me take you down
‘Cause I’m going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever
一緒に行こうよ
ストロベリーフィールズに行くところなんだ
リアルなものなんて無いし
心配する程の事だって無い
ストロベリーフィールズよ、永遠に


No one I think is in my tree
I mean it must be high or low
That is you can’t, you know, tune in
But it’s all right
That is I think it’s not too bad
多分僕と同じ様な人はいない
つまり僕より高かったり低かったりするはず
それは波長を合わせられないという事
でもそれでいいんだ
悪くない事だと思うよ


Let me take you down
‘Cause I’m going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever
一緒に行こうよ
ストロベリーフィールズに行くところなんだ
リアルなものなんて無いけど
心配する程の事だって無い
ストロベリーフィールズは永遠に


Always, no, sometimes think it’s me
But you know I know when it’s a dream
I think, er, no, I mean, er, yes
But it’s all wrong
That is I think I disagree
いつも、いや時にそれは僕だけど
夢の話だと僕には分かってるんだよ
思うに、えーと、いや、つまり、えーと、そう
だけど全て間違っていて
つまり僕の意見は違うものだと思う


Let me take you down
‘Cause I’m going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever
Strawberry Fields forever
Strawberry Fields forever
一緒に行こうよ
ストロベリーフィールズに行くところなんだ
リアルなものなんて無いし
心配する程の事だって無い
ストロベリーフィールズよ、永遠に
ストロベリーフィールズよ、永遠に
ストロベリーフィールズよ、永遠に


Strawberry Field は作者レノンが幼少期に住んでいたリバプール郊外の孤児院。
と言ってこの事実は詞の文脈を明確にするに足るものではなく、精々彼が往時に思いを馳せて書いた歌なのだろうと我々が想像する材料となるに過ぎない。

No one I think is in my tree
この一節は書き換えられたものらしく、変更前は以下の如し。

There’s no one on my wavelength
僕と同じ波長の人はいない

変更前の詞ならば、後出の tune in (波長を合わせる)への繫がりが自然ではある。
tree を詞に持ち出した事が映像作品の中心に象徴的な大木を据えるきっかけとなった(私見)。

ところで音楽は時を超えるものだと思う一方でやはり実際に居合わせた者にしか体感し得ぬ同時代の空気というものはあるだろう。
そんなわけで、ある団塊の世代の方の書かれた本作の解釈をご紹介。私ゃビートルズ解散の後に生まれたモンで。

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