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歌詞和訳 The Doors – Light My Fire コード

1960s

67年発表の、バンドと同名のデビューアルバムの収録曲にして、米1位のヒットシングル。

Light My Fire (Morrison, Krieger, Manzarek, Densmore)

(verse 1)
Am7 F#m7
You know that it would be untrue
Am7 F#m7
You know that I would be a liar
Am7 F#m7
If I was to say to you
Am7 F#m7
Girl, we couldn’t get much higher
的を得てないかも知れない
嘘つきって事になるかも知れない
もうこれ以上は無いってくらいイイんだよ
だなんてお前に言ったとしても

(chorus)
G F#m D
Come on baby, light my fire
G F#m D B
Come on baby, light my fire
G D E
Try to set the night on fire
さあベイビー、俺の火を灯してくれ
いいだろ、燃え上がらせてくれよ
夜ごと燃やしてやろうぜ

(verse 2)
The time to hesitate is through
No time to wallow in the mire
Try now we can only lose
And our love become a funeral pyre
迷ってたって始まらない
グズグズしてる場合じゃないんだ
とにかくやってみよう、ダメで元々
だって俺達の愛は火葬の薪になる定め

→(chorus)(interlude)
→(verse 2)(chorus)
→(verse 1)(chorus)

Try to set the night on fire
Try to set the night on fire
Try to set the night on fire
この夜を燃え上がらせようぜ

作曲クレジットこそバンド4人の連名だが、実際は詞曲共、ほぼギターのロビークリーガーひとりの作品。
間奏がめちゃ長い。正直私には冗長だが、きっとキメた輩にはグッと来る演奏だったに違い無い。

エドサリバンショウ出演時の higher の歌詞を巡るトラブルが悪名(?)高い。
この部分が薬物による高揚感を連想させる恐れがあるとテレビ局側が難色を示し、better に差し替えるようバンド側に要請。
ジムモリソンはリハーサルでは better と歌ったものの、本番では原詞のまま higher と歌い、ホストのエドサリバンが激怒した、というもの。サリバンは演奏後、モリソンの握手を拒んだそうな。
でもまあ better じゃ韻律が破綻、つまり歌が台無し。
それなら最初から彼らを呼ぶべきではなかった(川内康範だったら差し替えを指示された時点で逆に激昂ってなモンだ)。

wallow in the mire = ぬかるみの中で転げ回る

lose = 負ける→うまく行かない
或は lose ourselves (忘我する、夢中になる)の意か。

pyre = 火葬用の積み薪
デフレパードのアルバム表題にもある pyromania(= 放火狂)の pyro- と同じく、元来「火」の意。
従って fire の関連語であり、同韻語でもある。

our love become a funeral pyre
この become が原形なのは should を省略した仮定法現在だから。
当然そうなる、の意。

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