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歌詞和訳 Nirvana – School コード

1980s

1989年発表のデビューアルバム Bleach 所収。

School

(Kurt Cobain)

E
Won’t you believe it? It’s just my luck
Won’t you believe it? It’s just my luck
Won’t you believe it? It’s just my luck
Won’t you believe it? It’s just my luck
信じられない?俺の運なんてこんなモノ
考えられない?ただの運命さ
こういう巡り合わせって事
俺の宿命


C A No recess
E D No recess
C A No recess
ずっと
休み無し
逃げ場無し


Won’t you believe it? It’s just my luck
Won’t you believe it? It’s just my luck
Won’t you believe it? It’s just my luck
Won’t you believe it? It’s just my luck
信じられない?俺の運なんてこんなモノ


No recess
No recess
No recess
休み無し


(interlude)


E
You’re in high school again
You’re in high school again
You’re in high school again
You’re in high school again
You’re in high school again
You’re in high school again
You’re in high school again
You’re in high school again
考えてもみろよ
また高校だよ
逆戻り…


C A No recess
E D No recess
C A No recess
E D No recess
C A No recess
E D No recess
C A No recess
逃げ場無し…


このアルバムは Sub Pop が発売したものの中で一番多く売れた作品。
(Nevermind 後、92年の Geffen によるリリースに負う所が大きい)

歌詞は実質、たった3行。
高校なんて辞めたのにまた戻るハメになり、休みも無し、と自分の運をボヤいている歌…
字面から考えればそれが全て。
きっと作者カートコベインに質しても、「その通り。何の意味も無い歌だ」と嘯く事だろう。

しかしこの歌には3行では語り尽くせぬ背景がある。
シアトルグランジシーンの勃興期、ツアーに出た Nirvana のフロントマンのコベインは舞台上で慄然とする。彼の視線の先で盛り上がる聴衆の多くは、かつて高校でコベインをからかっていたタイプの輩だった。嫌な奴のいない世界に来たつもりが、顔を上げると目の前に何と大勢いる事か…
それで、また高校に逆戻り、と感じ、嘆いたのだろう。

本作制作中の仮題は The Seattle Scene だったが、フラッシュバックした先の学生時代を正式な題名に当てるに至る。
In Bloom のテーマとも相通ずるものがある。

コベインが辞めた高校の用務員として働き始めた事との関連を指摘する向きもある。ただそうして高校に逆戻りしたのは事実だが、これはコベイン本人の意志でそうしたのだろうから詞とは符合しない。加えて仮題に鑑みればやはりツアー先での情景が着想の端緒となったと見るのが妥当。

Sub Pop 200 Record Release Party

前口上は作家の Steven “Jesse” Bernstein で、観客の一番前でカメラを構えるのは Tracy Marander (当時のコベインの恋人)。

珍しく最初ベース指で弾いとる。途中からドラムがちょっとアレだなあ。

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