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歌詞和訳 Shocking Blue – Love Buzz

1960s

1969年発表の第2作アルバム At Home 所収。

Love Buzz

(Robbie van Leeuwen)

Would you believe me when I tell you
You are the king of my dreams
Please don’t deceive me when I hurt you
It just ain’t the way it seems
こう言ったら信じてくれるかしら
あなたは私にとって夢の王様
傷付けられたと思っても私を裏切らないでね
そんなつもりじゃないんだから

Can’t you hear my love buzz?
私の愛の鼓動が聞こえなくて?

I need you like a desert needs rain
I would rather like to die
Darling, no, when I do not see you
So spread your wings and fly
砂漠が雨を乞う様に私もあなたを乞い求める
あなたに会えないくらいなら
死んだ方がマシ
だから羽を広げて飛んで来て

Can’t you hear my love buzz?
愛の鼓動が聞こえない?

殆どコードひとつの一本調子。アルバムジャケ写にも映るシタールの音がエキゾチックで妖しい雰囲気を醸している。
Venus が圧倒的に有名だが、本作は Nirvana がデビューシングルでカバーした事でも知られる。

このカバーの歌詞には差し替えた部分がある。

the king of my dreams → the queen of my heart
the queen of hearts (トランプのハートのクイーン)と掛けているのだろうが、韻律(dreams/seems)を崩してしまっている。

カバーの際に歌い手の性に合わせて he/she を入れ替える事は珍しくない。
それに初めて接したのはビートルズの Ticket to Ride のカーペンターズによるカバーだった様に記憶。

Can’t you hear → Can you feel
意味に大差無し。

そしてカバー版には元の2番の歌詞が丸々無い。1番の繰り返しのみ。

Shocking Blue はオランダのバンド。
needs rain や would rather の子音の連続の発音が独特。ただ寧ろ子音の一音一音に忠実な発音に聞こえはする。彼らの母語の蘭語の発音に近いものなのだろうか。

no, の所、流布するものには I hurt との記載も、そうは歌っていない。続く do は、ド、と発音してる様に聞こえる。
てな事で、米国人のカートコベインには聞き取れず、2番の歌詞の採用を断念(私見)。
ま、日本人の私も余り聞き取れなかったので、
I would rather like to die
Darling, no, when I do not see you
の2行は正確さに自信無し。悪しからず。

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