1971年発表の第5作アルバム Who’s Next の開始曲。ブリッジはピートタウンゼンドによる歌唱。
Baba O’Riley
(Pete Townshend)
Out here in the fields
I fight for my meals
I get my back into my living
I don’t need to fight
To prove I’m right
I don’t need to be forgiven
私は食っていくために戦う
生きる事に全力で取り組むのだ
自分が正しいと証明するために
戦う必要などない
許される必要もない
Don’t cry
Don’t raise your eye
It’s only teenage wasteland
目を上げなくてもいい
たかが十代の荒れ地だ
Sally take my hand
We’ll travel south cross land
Put out the fire
And don’t look past my shoulder
The exodus is here
The happy ones are near
Let’s get together
Before we get much older
遠く南へと旅立とう
火は消して
肩越しに振り返らなくていい
さあ脱出だ
幸せはすぐそこにある
一緒に行こう
年を取ってしまう前に
Teenage wasteland
It’s only teenage wasteland
Teenage wasteland, oh yeah
Teenage wasteland
They’re all wasted
十代の荒廃に過ぎない
十代の荒れ地、そうさ
十代の荒れ地だ
全て無駄なもの
本作を含むアルバム曲は1曲を除き、Tommy に続くロックオペラ Lifehouse に使われる想定で書かれたものだったが、オペラ自体は中止となった。
スコットランド人の農夫 Ray が妻 Sally と子供2人を連れてロンドンへ向かう(travel south cross land)冒頭の場面で本作は歌われる予定だった。
1969年のワイト島フェスティバル出演時に聴衆が残したゴミに覆われた会場を目にしたタウンゼンドの脳裏に teenage wasteland という言葉が浮かぶ(当時24歳の彼も十分若いが)。その Teenage Wasteland が本作の仮題だったが、タウンゼンドが感化を受けていた二人の人物の名を組み合わせたものが正式な表題となった。
またそのフェスティバルの2週間前、同じ69年8月のウッドストックでLSDを摂取して荒れすさんでいた観客の若者達も本作に影響しているため、十代を祝福する歌と取る者がいたのは皮肉だとも語っている。
バーバーのバイタルサインや性格をシンセサイザーに入力して音を出力させる当初の試みは失敗し、Lowrey organ のマリンバの反復音を採用するに至った。これはライリーのアプローチに着想を得たもの。
fight or farm or fought for my meals?
https://www.quora.com/In-Baba-O-Riley-does-Daltrey-say-fight-or-farm-for-my-meals
Let’s get together
↑
ヒッピーアンセム
The Youngbloods – Get Together (67年)
Pete Townshend (Instrumental)
Mr. Big
ここは fought に一票。
Pearl Jam
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