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歌詞和訳 The Monkees – (Theme From) The Monkees コード

1960s

66年から68年まで放映された、バンドと同名の米TVコメディの主題歌。
同じく同名のデビューアルバム The Monkees の開始曲。

(Theme From) The Monkees

(Tommy Boyce and Bobby Hart)

Am
Here we come
F
Walkin’ down the street
D
We get the funniest looks from
G
Everyone we meet
やって来たぜ
通りを闊歩して
会う人みんな、すごい変な顔で
僕らを見てる

(G6) C C7
Hey, hey, we’re the Monkees
F G C C7
And people say we monkey around
F G C C7
But we’re too busy singing
F G Am
To put anybody down
ヘイ!ヘイ!僕らはモンキーズ
みんなは僕らがふざけてるって言うけど
歌うのに忙しすぎて
誰も黙らせられやしない

We go wherever we want to
Do what we like to do
The only time we get restless
Is always something new
僕らは行きたい所へ行って
やりたい事をする
ソワソワしちゃうのはいつも
何か新しいものに触れた時だけ

Hey, hey, we’re the Monkees
And people say we monkey around
But we’re too busy singing
To put anybody down
ヘイ!ヘイ!僕らはモンキーズ
みんなは僕らがふざけてるって言うけど
歌うのが忙しすぎて
誰も黙らせられやしない

A D
We’re just tryin’ to be friendly
G A D
Come and watch us sing and play
G A D
We’re the young generation
G A Bm
And we’ve got something to say
僕らはただ仲良くしようとしてるだけさ
歌と演奏を見に来てよ
僕らの世代は若さに満ちてて
言いたい事だってあるんだ

Anytime
Or anywhere
Just look over your shoulder
Guess who’ll be standing there
いつでも
どこでも
振り向いてごらん
そこに立ってるのはだーれだ?

Hey, hey, we’re the Monkees
And people say we monkey around
But we’re too busy singing
To put anybody down
ヘイ!ヘイ!僕らはモンキーズ
みんなは僕らがふざけてるって言うけど
歌うのが忙しすぎて
誰も黙らせられやしない

(interlude)

Hey, hey, we’re the Monkees
And people say we monkey around
But we’re too busy singing
To put anybody down
ヘイ!ヘイ!僕らはモンキーズ
みんなは僕らがふざけてるって言うけど
歌うのが忙しすぎて
誰も黙らせられやしない

We’re just tryin’ to be friendly
Come and watch us sing and play
We’re the young generation
And we’ve got something to say
仲良くしたいだけさ
歌と演奏を見に来てよ
若い世代の僕らだって
一家言あるんだ

囁く歌声とハイハットのチーチッキが何か起こりそうな期待を煽る。
果たしてスネアの連打から、ヘイ!ヘイ!僕らはモンキーズ!
何とベタでイカしてんだ!

そんで、ワーオ!の絶叫からギターソロへの流れは、ビートルズを彷彿…
てか要はモロパクリ…
でもそれでいいのだ。だってそもそもアメリカ版ビートルズを生み出そうと出来たバンドなんだから。
今で言うメディアミックスみたいな、TVコメディありきの企画物バンド。
この歌だってメンバーの自作曲じゃない。けど…
Oh, what can it mean だから何だってんだい
(Daydream Believer の一節。こっちも外部作家の曲)
いいものはいい。ただそれだけ。

とか言いながらちょっと細かい所に目をやってみます。
The only time we get restless
Is always something new
言葉足らずと言うのか、ヘンな文。
補うとすれば、こんな感じでしょうか。
The only time we get restless
Is always when we come across something new
(無論これじゃ節に乗らないけど…)

Come and watch us sing and play
ここは sing it and play か singing and play と歌っている。
これは調子合わせだろうから深くツッコむのはヤメときます。
あ、watch our singing and play かも。

Hey, hey の G6 の所は伴奏がスネア連打のみだから本当は無調。
(弾き語りするならこれを鳴らした方が歌いやすそう… だけどまあ蛇足)

最後はちょっとマジメに語法の考察を…

邦版シングルのジャケットに見える通り、邦題は「モンキーズのテーマ」。
モンキーズというバンド若しくはTVコメディの主題歌、という意味を表しており何の誤解も与えぬ真っ当な邦題と言えるだろう。
本邦では「何かのテーマ(曲)」に対する英訳を theme of としているものが多い。
しかしこのモンキーズの原題を振り返って見ると、Theme From となっている。
そして本作に限らず、映画やドラマの主題歌を表す場合に使われる言い回しは theme from が殆どなので、こっちが慣用上は支配的と言える。
ただ theme of という言い方が無いわけではなく、例えば
 theme of conference[the meeting]
などと、テーマ(論題)を話し合う場を後続させる場合に使われる。
そして恐らく、主題歌について theme of を使っても、多少奇異には聞こえるが、全く通じないなんて事は無いだろう。
だからこの前置詞の使い分けは、確たる論理に基づくと言うより、慣用上こうなったという程のものだと思います。
ただ、敢えて from の意を汲み区別して訳出するなら、
「モンキーズから象徴として抽き出されるテーマ(曲)」てな感じでしょうか。
んー、やっぱ「モンキーズのテーマ」でいいか。
(考察などとブチ上げときながら、ボヤーッと終わってしまった…)

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