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歌詞和訳 Stone Temple Pilots – Lady Picture Show

1990s

96年発表の第3作アルバム Tiny Music… Songs from the Vatican Gift Shop 所収。

Lady Picture Show

(Music: Robert DeLeo, Lyrics: Scott Weiland)

Lady picture show
She hides behind the bedroom door
Lady picture show
She hides behind the bedroom wall
She hides because she don’t know nothin’
Don’t know nothin’ anymore
She keeps a funny face
It’s locked and bagged
It’s just outside the door
映画の女の人
彼女は寝室のドアの後ろに隠れている
映画のあの人
彼女は寝室の壁の後ろに隠れている
隠れるのは何も知らないから
彼女はもう何も知らない
そのおかしな顔は
袋に閉じ込められて
ドアのすぐ外

She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
彼女は自分の名を知らない
彼女は自分の顔を知らない
名前も
顔も知らない

Lady picture girl
I think them boys don’t like your show
Lady picture show
Them boys are gone, should just say no
Your wedding present’s not so
daisy picture perfect anymore
Lady funny face
It’s locked and bagged
It’s just outside the door
絵の中の女の子
男達は君のショーが気に入らないと思うよ
映画の中の女の子
彼らはいなくなった、ただいやと言うんだよ
君の結婚の贈り物の写真はもう
そんなに素敵でも完全でもない
おかしな顔の女の子
袋に閉じ込められて
ドアのすぐ外

She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
彼女は自分の名を知らない
彼女は自分の顔を知らない
名前も
顔も知らない

Let them bleed
Let them bleed
Let them be
痛みは
そのままに
あるままに

(guitar solo)

She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
名前も
顔も知らない

Lady picture show
She hides behind the bedroom door
Lady picture show
She hides behind the bedroom wall
She hides because she don’t know nothin’
Don’t know nothin’ anymore
She keeps a funny face
It’s locked and bagged
It’s just outside the door
映画の女の人
彼女は寝室のドアの後ろに隠れている
映画のあの人
彼女は寝室の壁の後ろに隠れている
隠れるのは何も知らないから
彼女はもう何も知らない
そのおかしな顔は
袋に閉じ込められて
ドアのすぐ外

She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
She doesn’t know her name
She doesn’t know her face
彼女は自分の名を知らない
彼女は自分の顔を知らない
名前も
顔も知らない

Let them bleed
Let them be
Let them bleed
痛みは
あるままに
そのままに

作詞者ワイランドの弁

(This song) is about the horrific gang rape of a dancer who winds up falling in love but can’t let go of the pain.
ある踊り子へのひどい集団レイプの歌。結局恋に堕ちてしまい、しかしその苦痛を捨て去れなかった。

コメント

  1. 八兵衛 より:

    もう少し抽象的な曲なのかと思っていましたが、深いトラウマを負った女の人の事を歌った歌だったんですね。こんな悲しい意味だったとは。
    歌詞の意味を調べようとSongMeaning系のサイトを見ると何故か「この曲サイコー!」とか感想を書き込んでいる人がよくいて戸惑います。

    • deni より:

      調べて初めて知った背景も曲の第一印象を上書きするには至らないので、「この曲サイコー!」の気持ちは分かります。ギターソロ中盤のアルペジオっぽいヤツも出色だし。

  2. 八兵衛 より:

    言葉足らずでした。時々英語の歌詞意味解析掲示板を見るのですが、歌詞の意味なり背景について意見を交わす場所であるのに、何故か「このバンドサイコー!」とか「この曲に人生を救われたぜ!」といった単なる感想を書き込む人が多いのでイラつく、と言いたかったです。
    ディーン・ディレオのギターがお好きなようですね。あのギターソロもコピーしてみましたが、ちょっと変わったソロですね。ギターの音作りは難しくてチンプンカンプンでしたが。彼は結構独自の世界を築いていると思うのですがどうでしょう。
    STPはグランジの後出しジャンケンでモノマネだと言われたりしていたらしいですが、ディレオ兄弟のギターとベースは(それプラス、スコット・ウェイランドで)当初から独自の音を出していたと思います。楽器をやっていた人はそんな事思わないんじゃないですかね。個人的にはVasolineのPVを見た時は、これが新しい時代のモダンロックだ、と感動さえしました。
    というか、メタルバンドでも無いしロッキングオンに好かれるタイプでも無いから、当時日本のギター雑誌やロック雑誌でSTPを扱っている事はほとんど無くて、地方都市のぼくの回りではその存在さえ知っている人は少なく話題になる以前の問題でしたが。

    • deni より:

      いやこっちも早計でしたか。論題と無関係のコメは本当に邪魔くさい。legendary song/album/band みたいな、メディアのレッテル貼りや評価を流用した、語ってるつもりがなーんも語ってないコメも実に哀れ。
      グランジのパクリと言われたのは Melvins のバズオズボーンにコケにされたのが大きいかと(但し祖とされる彼自身がグランジなるレッテルを意に介していない)。確かに Purple までは彼がボロクソ言うのも分からんではないし、メジャーと契約しレコードを売る為に共謀して時流に乗った部分もあったろうけど、Mighty Joe Young 時代のデモ(90年)を聴けばハードファンクみたいなのもやってるし、やっぱりグランジの文脈だけで語るのは多くの場合ナンセンスでしょう。そしてギターについて言えば Interstate に限らず和音の響きが多様(スラッシュもコピーしようとしなかった、か、諦めたヤツ)。