歌詞和訳 The Rolling Stones – Living In The Heart Of Love

ローリングストーンズ,

チャーリーワッツが死んだ。2021年8月24日没、享年80。
最近公開されたストーンズの未発表曲をここに取り上げ以って哀悼。

Living In The Heart Of Love

(Jagger/Richards)


I’m living in the heart of love
Living in the heart of love
We’re living in the heart of love
We’re living in the heart of love
俺は恋の真ん中に生きている
愛のど真ん中
みんな恋の真ん中を生きている
みんな愛の真ん中に生きている


Friend gonna laugh, well my friend gonna tease me
Said I’m out to get her, oh God this is easy
I may suffer, ooh I’ll sigh
Plus I’ll never get to sleep at night
友達は笑うだろう、僕をからかうだろうね
彼女を貶めようとしてるって、ああ簡単な事さ
俺は苦しむかもね、そう、ため息も出るだろう
それに夜も眠れないだろうな


I’m living in the heart of love
Living in the heart of love
Well living is the power to love
Loving is the power to live
俺は恋の真ん中に生きている
愛のど真ん中
そうさ生きるってのは愛する力の事
愛する事は生きる力になる


I’m trying so hard to be your baby
I’m trying so hard to be your love
I’m trying so hard to be your baby
I’m trying so hard
俺は君の男になりたくて頑張ってんだ
君の愛しい人になろうと


I’m living, yeah
Living, yeah
I’m giving as a part of love
And living in a pot of love
俺は生きてる、そうさ
実感してるぜ
俺は愛の一部として施し
そして愛の壺の中で生きている


You can keep your gold, yeah, keep your treasure
I was only born just to give you pleasure
Loving is a living of much more fun, yeah
You’re wasting your time boy piling up your money
I’ve got patience to joke little girl
But I ain’t waiting for the sky to fall
Well I’ve played dirty, I’ve played clean
But I’ll be down, yeah I’ll be mean, oh yeah
金は持ってていいさ、宝物も取っときな
俺は君に喜びを与えるためだけに生まれてきた
愛するってのはずっと楽しい生き方の事
金を貯め込むなんて時間の無駄だよ
ふざけ続ける忍耐力ならあるけど
空が落ちるのを待ってなんかいられない
まあ汚い事も綺麗な事もしてきたけど
ヘコんでしみったれになりそうさ


I’m working so hard to be your baby
I’m working so hard to be your love
I’m working so hard to be your baby
I work so hard, yeah
I work so hard
俺は君の男になりたくて頑張ってんだ
君の愛しい人になろうと


Living in the heart of love
Living in the heart of love
Living is a harder love
Loving you is life enough
Living
Living, yeah
Living, oh
Living, yeah
恋の真ん中に生きている
愛のど真ん中
生きる事はもっとムズい愛
君を愛す事は十分に人生
生きる事
生きる事、そう
生きる事、ああ
生きる事、そう


(guitar solo)


Living in the heart of love
Living in the heart of love
We’re living in the heart of love
We’re living in the heart of love
We’re living, yeah
We’re living, yeah
Well living is the power to love
Loving is the power to live
Living is the power to love
Loving is the power to live
Living is the power to love
Loving is the power to live
恋の真ん中を生きている
愛の真ん中に生きている
みんな恋の真ん中を生きている
みんな愛の真ん中に生きている
みんな生きている、そうさ
みんな生きている
生きる事は愛する力
愛する事は生きる力


MVも公開

故人の広報担当の声明

「痛烈な悲しみを伴うのですが、我々の愛すべきチャーリーワッツの死をお知らせしなければなりません。本日、ロンドンの病院にて家族に囲まれながら安らかに息を引き取りました。
チャーリーは愛された夫であり、父であり、祖父であり、またローリングストーンズのメンバーとして同世代の最も偉大なドラマーの一人でもありました。
この辛い時に、遺族やバンドメンバーや親友のプライバシーを尊重して下さるよう切にお願い申し上げます」

the hi-hat always slightly late 常にほんの少しだけ遅いハイハット

チャーリーワッツのドラミングのグルーブを具体的に説明するピートタウンゼンド。

キースムーンの葬儀にてワッツが人目を憚らず泣いていたのでタウンゼンドは驚いたそうな。

その二人の唯一の仕事

一発録りのセカンドテイクでうまくいってワッツは笑い出し椅子から転落。


ポリスのスチュワートコープランドはワッツのドラミングを「曰く言い難い天賦の才」などと観念的に表現しながら、続けて技術的な説明を加える。
右足のバスドラムがバンドを前に押し進める一方で、バックビートを司るスネアドラムの左手は少しリラックスして力が抜けている。この強弱こそがワッツの技術。だがしかし、多くのギタリストがジミヘンのワウを再現できなかったのと同様、真似てみようとしてもワッツの様な音にはならない。
そしてミックジャガーのリズミックなボーカルやギターリフと相俟ってバンドのアンサンブルが出来上がる。

因にこんな興味深い事にも言い及んでいる。
ワッツやジンジャーベイカーらがジャズドラマーを自称するのは、それを以って自身が classically trained (規範的教練を積んだ)なのだと暗に言っている、と。
世代的にもやはりロックよりジャズの方が位が高い、或は演奏技術がしっかり確立されている、という共通認識があったのだろう。