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歌詞和訳 Nirvana – Polly コード

1990s

1991年発表の第2作アルバム Nevermind 所収。

Polly

(Kurt Cobain)

Em G D C

Em G D C
Polly wants a cracker
I think I should get off her first
I think she wants some water
To put out the blow torch
「ポリーにクラッカーを頂戴」
先にヤッちまった方がいいか
水をくれって言うだろうな
バーナーの火を消したいだろうから


(chorus)
D C G Bb
Isn’t me, have a seed
Let me clip your dirty wings
Let me take a ride, cut yourself
Want some help, please myself
Got some rope, you have been told
Promise you, I have been true
Let me take a ride, cut yourself
Want some help, please myself
俺じゃねえよ、まあ種でもお食べ
変な気を起こさない様に羽をもがせてもらうぜ
乗っけてくれよ、怪我するかも知れねえけどな
楽しみたいんだ、ちょっと手伝ってくれよ
ロープがあんだぜ、言っただろ
約束するよ、嘘は言わねえ
乗っけてくれよ、怪我するかも知れねえけどな
楽しみたいんだ、ちょっと手伝ってくれよ


Polly wants a cracker
Maybe she would like some food
She asked me to untie her
A chase would be nice for a few
「ポリーにクラッカーを頂戴」
腹減ってんだろうな
ほどいてくれなんてぬかしやがった
ちょっと追っかけっこも面白いかもな


→(chorus)


Polly said
Polly says her back hurts
She’s just as bored as me
She caught me off my guard
Amazes me the will of instinct
ポリーは言った
今度は背中が痛いとさ
俺もだがこいつも退屈なんだろうな
こいつ、俺の隙をつきやがった
大したモンだ、本能ってヤツは


→(chorus)


88年には出来ていた曲で、89年発表のデビューアルバム Bleach のアウトテイク。外された理由は、作者コベインが当時のグランジサウンドにそぐわないと判断したから。

コベインは87年に地元近郊で起きた14歳の少女の誘拐事件の新聞記事を読んで本作の着想を得た。
表題は Hitchhiker→Cracker→Polly と変遷し、詞自体にも同じく変更が加えられ、誘拐(レイプ)犯の独白という形に落ち着く。
blow torch(ガスバーナー)は犯人が実際に拷問に使った道具。

Polly wants a cracker
オウムに覚えさせる常套句。
「ポリーにクラッカーちょうだい」
この鳥の名前が表題になっているのは、犯人が誘拐した少女を鳥に喩えているから。
(your dirty) wings が後出するのもこの為。

me/seed, clip/wings, help/myself, rope/told, you/true
誘拐犯にいちいち韻を踏ませている…

背中が痛いと嘯いて隙をつこうとするポリー。本能の発動を目の当たりにして驚く誘拐犯。

実際の誘拐事件では、被害少女はガソリンスタンドで車から逃げ出す事に成功している。当時から米国ではセルフ給油が主流だったので、それこそ隙をついた(She caught me off my guard)のだろう。

連続強姦魔 Gerald Friend (随分とフレンドリーな名前でやんの)

(New Wave) Polly

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