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歌詞和訳 Paul McCartney – Fuh You

2010s

2018年9月7日発表の第17作アルバム Egypt Station 所収。

Fuh You

(Paul McCartney, Ryan Tedder)

Come on baby now, let me look at you
Talking ‘bout yourself, try to tell the truth
I could stay up half the night
Trying to crack your code
I could stay up half the night
But I’d rather hit the road
おいでよベイビーさあ、君を見させておくれ
自分のこと話すなら、本当のこと言ってごらん
夜半まで寝ずにいられるよ
君の暗号を解きながら
夜中まで起きていられるよ
でもどうせなら出かけたいな

On the night that I met you, I was on the town
On the night that I met you
君に会った夜、浮かれてた
君に会った夜

I just wanna know how you feel
Want a love that’s so proud and real
You make me wanna go out and steal
I just want it fuh you, I just want it fuh you
君がどんな気分か知りたいだけ
誇らしくてマジな愛が欲しい
出向いて奪いたいって思わせる君
君の為に求めてしまう、とにかく君を fuh したい

Come on baby now, help me work it out
I won’t let you down so you don’t need to shout
I could stay up half the night
Playing with your head
I could stay up half the night
But I’d rather go to bed
おいでよベイビーさあ、一緒に上手くやろうよ
がっかりはさせないから大声出す事もないさ
夜半まで寝ずにいられるよ
君の気持ちを高ぶらせて
夜中まで起きていられるよ
でもどうせならベッドでどうだい

On the night that I met you, I was on the town
On the night that I met you
君に会った夜、浮かれてた
君に会った夜

I just wanna know how you feel
Want a love that’s so proud and real
You make me wanna go out and steal
I just want it fuh you, I just want it fuh you
君がどんな気分か知りたいだけ
誇らしくてマジな愛が欲しい
出向いて奪いたいって気にさせる
君をただ求めてしまう、とにかく君を fuh したい

And everyday, in every way
And everyday, in every way
しかも毎日さ、色んな風に
来る日も来る日も、ああやってこうやって

I just wanna know how you feel
Want a love that’s so proud and real
You make me wanna go out and steal
I just want it fuh you, I just want it fuh you
I just wanna know how you feel
Want a love that’s so proud and real
You make me wanna go out and steal
I just want it fuh you
君がどんな気分か知りたいだけ
誇らしくてマジな愛が欲しい
出向いて奪いたいって気にさせる
君の為に求めてしまう、とにかく君を fuh したい
君がどんな気分か知りたいだけ
誇らしくてマジな愛が欲しい
出向いて奪いたいって気にさせる君
もうとにかく君をファッしたいんだよ

公式サイトより本人の弁を抜粋

I would try and make some kind of sense of the story. So it was like ‘Come on baby now. Talk about yourself. Tell the truth, let me get to know you’ and basically I wanna know how you feel, you make me wanna go out and steal. I just want it for you. So that was the basic idea and it developed from there… sort of a love song, but a raunchy love song. There you go – fuh you

want it for you と wanna fuck you の音の類似を利用(悪用?)して両義に取れる様にした仕掛け。
てゆーか作者の主眼は後者なんだけど(raunchy love song = エロいラブソング)、英国受勲者のクセにこんなはしたない言葉を使って怪しからん!なーんて目くじら立てる者もいくらかはいるだろうし、そもそも表題が Fuck You じゃ発表に漕ぎ付けもしないから前者の様に読ませておいてお茶濁し。
とは言え英語話者なら誰もが気付くこんなあからさまな言葉遊びは、きっと作者が以って薄っぺらい規範意識やメディアの皮相的な(自主)規制のあり方に一石を投じているのだろう… てのは考え過ぎ?
近年つくづくマッカートニーって我々が思う以上に時事を注視していてかつてのレノン以上に社会や政治についてあれこれ考えてんじゃないかなあ… てのも考え過ぎ?

There you go, FUH… YOU…

ところであの表示ってまだあるのかしら。
レコードやCDのジャケットをじっと見る事もなくなったから最近の事情が全く分からないもので。

保護者への
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あからさまなコンテンツ

平和賞受賞者ゴアの嫁さん一丁噛みの、子供の知識や想像力を見くびった実に無意味な施策。でも彼ら実施者の意図とは乖離した所でこのラベルが却って若年の購買者の興味を惹いた一面も結果的にはあったろう。わははは。

ん?何かこの文言、違和感が… て事で調べてみる。
あ、やっぱ前は content じゃなくて lyrics だったよなあ。
新しくなったのか、と言おうと思ったら変更されたのはもう22年も前でやんの… トホホホ


後発のMV

これを思春(前)期の少年に歌わせるとは!やっぱ作者はギリギリの所を狙ってる?
但し fuh を発音する少年の口は決して映さないという一応の配慮。

ところで英語に促音は存在しないという通説は誤りと言えそう。
少なくとも英語話者マッカートニーは、特殊なケースだが、ここでは促音を使っている(という風に少なくとも私には聞こえる)。
綴り字 fuh の語末に h を置いているのも閉音節として読ませる為。ファッ
あ、そう言や McCartney もマカートニよりやっぱマッカートニに近いし。

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